単眼カラー画像からの手指の3次元姿勢推定

手振りによるヒューマンインタフェースを実現するためには、手指の3次元姿勢を推定しなければならない。そこで本研究は、単眼カメラ・各指および手首から指の付け根までの部分の6つの部位を別々の色で色付けした手袋・黒色の背景物を用いて手指の3次元姿勢を推定する手法を提案する。

手袋の映った対象画像から6つの部位を別々の領域として切り出した後、それぞれの部位について重心や外接長方形といった形状情報に着目することで、姿勢推定に必要となる情報を獲得する。最後に、以上の処理で得られた各種情報を元に、手指の3次元姿勢を推定する。

上記の提案手法を用いて手指の3次元姿勢を推定する実験を行い、その有効性を確かめた。

対象画像(拡大可能) 形状解析画像(拡大可能)
対象画像 形状解析画像
座標系
ψ θ φ
角度[deg] 7 0 26
座標系 姿勢推定結果

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