
システム科学専攻では、情報学関連の研究分野に関して、研究分野間の壁を穿つ「横糸」的な方法論の探求を目指しています。鍵となる概念は「形式化=モデ
リング」です。一見まったく異なるように見えても、形式が同じであれば本質は共通しています。複数の研究分野に共通した形式的な構造(=システム)を認識し活用していくことが、新たな研究分野の創出を含めた持続的な科学技術の発展につながります。人工システム-人間-環境における 様々なレベルでの多様な問題群に対して、情報の流れに着目して本質的な「システム」を捉えようとするこのような研究姿勢こそ、本来の意味における「サイバネティクス」であると我々は考えています。システム科学専攻では、人間・機械システム、生命システム、情報システムなどを具体的な研究対象に、横糸的な方法論としてのシステム科学の研究・教育を推進することにより、サイバネティクスのニューフロンティアを拓いていきます。
|